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「FIBAアジアカップ2021 予選」 2月のカタール(ドーハ)大会 開催中止のお知らせ
「FIBAアジアカップ2021 予選」 において、日本が所属するグループBを含む2021年2月17日 (水) からカタール・ドーハで開催予定だった全試合の中止が、大会主催者である国際バスケットボール連盟 (FIBA) より発表されましたので、以下の通りお知らせいたします。
本件につきましては、開催地カタールにおける新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 感染拡大の影響により、カタール政府からの中止指示を受けたものになります。
本大会は、「FIBA アジアカップ2021」 (日程等、詳細未定) への出場権をかけた予選であると同時に、事実上2024年に開催される 「パリオリンピック」 にも繋がる重要な大会ですが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、昨年2月のWindow1においては、2月21日 (金) に予定されていたホームゲーム (対中国) が、また同11月に予定されていたWindow2全試合が延期となり、この2月のカタール (ドーハ) 大会にて、日本は18日 (木) のマレーシア戦から全5試合を実施予定となっておりました。本大会に出場予定だった代表候補選手たちは、味の素ナショナルトレーニングセンターに11日 (木・祝)より、強化合宿のために集合しておりましたが、本日時点で解散し、今週末に開催されるB.LEAGUEの試合にも出場が可能となります。
なお、今後の大会日程等につきましては、FIBAより詳細が発表となり次第、追ってお知らせいたします。


◎発表内容
①来週開催予定だった 「FIBA アジアカップ2021 予選」 カタール (ドーハ) 大会の中止
②昨日から強化合宿のために集合した代表チームは本日時点で解散
➂JBA三屋裕子会長、東野智弥技術委員長 / フリオ・ラマスHCコメント


JBA 三屋裕子会長 コメント
「新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、競技に100%集中することが難しい状況の中、日の丸を背負って戦い抜く、そのような強い想いを持ち、全力で準備をしてくれていた代表チームの選手、コーチ、スタッフ、そして選手を快く派遣してくださった所属先関係者を誇りに思うとともに、心からの敬意と感謝を伝えたいと思います。
今回の試合は中止となりましたが、戦いは続きます。これからも国内のバスケの熱気を絶やさぬよう、共に戦っていきましょう。」


JJBA 東野智弥技術委員長 コメント
「まず、代表チームの選手、コーチ、スタッフを誇りに思うとともに、所属先関係者への御礼を申し上げます。
今回の中止に関して、国際試合をしばらく行えていないこともあり、強化の観点では非常に残念に思います。
『日常を世界基準に』と常に発し続けているように、国内での活動が主となる今こそ、世界レベルを常に意識した、プレーの激しさや強いメンタルを選手たちが発揮し続けることを後押ししていくべく、尽力し続けてまいります。
そして160日後に迫ったオリンピックまでに、いま海外で活躍している選手が合流し、世界を驚かせるチームにしていきたいと思っております。」


「AKATSUKI FIVE」 男子日本代表チーム フリオ・ラマスHC コメント
「今回の中止に関しては、直前の連絡だったので驚くと同時に、非常に残念に思っています。去年の2月からカウントすると約1年間、日本代表としての活動ができていない状況が続いていました。今回も新型コロナウイルス感染症の影響でスケジュールを変更しないといけないという状況が続き、予定を組むことができないという大変なことの連続でした。
今後の予定としては、オリンピックとその後に控えるFIBAアジアカップに向けてしっかりと準備を行っていくとともに、それぞれの大会前に行われる強化合宿や試合においては、今までの期間の分を取り返す気持ちで、濃い内容の準備ができるように努めます。今後も様々な状況に直面するかとは思いますが、耐え抜くという強い気持ちと折れない心を持って、結果を求め、高い意識で準備を進めていかなければならないと考えています。」


◎大会関連サイト
・JBA大会特設サイト
・FIBA大会公式サイト