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第87回皇后杯ファイナルラウンド[決勝]
逆転勝利したENEOSが大会記録タイとなる8連覇を達成

 「第87回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会 ファイナルラウンド」は最終日。ENEOSサンフラワーズとトヨタ自動車アンテロープスが決勝戦に勝ち上がり、ラストゲームを迎えました。

 ひとつのミスが命運を分ける展開となる中、どちらも集中して確率良くシュートを決め、身体を張ったディフェンスで対抗します。トヨタ自動車が先行してゲームは進んでいきましたが、第3クォーター残り5秒。ルーキーの中田珠未選手のシュートで64-63とし、試合開始直後の先制点以来、ENEOSがリードを奪います。トヨタ自動車も素晴らしい戦いを見せましたが、勢いに乗ったENEOSを止められず、87-80で試合終了。激闘を制したENEOSが8連覇を成し遂げました。1965〜1972年に優勝したユニチカ山崎(旧ニチボー平野)に並ぶ記録となります。

 共同通信社MVP賞は、攻守に渡ってチームを支えた宮澤夕貴選手が5年連続5回目の受賞。大会ベスト5は以下の通りです。


■皇后杯ファイナルラウンド 試合結果
【決勝】

ENEOSサンフラワーズ 87-80 トヨタ自動車 アンテロープス

■最終結果
優 勝 ENEOSサンフラワーズ(8年連続25回目)
準優勝 トヨタ自動車アンテロープス
第3位 デンソーアイリス、日立ハイテク クーガーズ

【個人賞】
●共同通信社MVP賞
宮澤夕貴(ENEOSサンフラワーズ #52 / 5年連続5回目)

●大会ベスト5
宮崎早織(ENEOSサンフラワーズ #32 / 初受賞)
宮澤夕貴(ENEOSサンフラワーズ #52 / 5年連続5回目)
馬瓜エブリン(トヨタ自動車アンテロープス #0 / 2年ぶり2回目)
安間志織(トヨタ自動車アンテロープス #15 / 初受賞)
谷村里佳(日立ハイテク クーガーズ #11 / 初受賞)

 皇后杯ファイナルラウンドで熱戦を繰り広げた各チームの主戦場となるWリーグは、年明け1月9日より再開します。また、1月24日(日)には今回の舞台と同じ国立代々木第二体育館にて、「Wリーグオールスター 2020-21 in 代々木」が行われます。今後も女子バスケの戦いをお楽しみください。