男子日本代表:第1次強化合宿スタート「もう一度つながり、チームとして成長」フリオ・ラマスヘッドコーチ
AKATSUKI FIVE 男子日本代表チームは味の素ナショナルトレーニングセンターにて、今年度初となる第1次強化合宿を11月18日(水)よりスタートしました。「東京オリンピック」ならびに、11月開催のWindowは延期となりましたが今後の「FIBA アジアカップ2021 予選」を勝ち抜くため、継続的な強化を図っていきます。
男子日本代表が招集されるのは、今年2月24日に行われた「FIBA アジアカップ2021 予選」のチャイニーズ・タイペイ戦以来となります。「なかなか集まることができなかったことがもどかしく、苦しい期間でした」というフリオ・ラマスヘッドコーチは、9ヶ月ぶりの強化合宿を待ち焦がれていました。
長い中断期間は「自分たちだけではなく、他の参加国などの試合映像を見ながら分析をしていました」とオリンピックへ向け、ラマスヘッドコーチをはじめとしたスタッフ陣は準備を進めていました。これまで積み上げてきたベースは変わることなく、「ディフェンスはさらにアグレッシブに、オフェンスではトランジションからの速攻やスペーシングの取り方など細かい部分で新しい要素を加えて取り組んでいます」とラマスヘッドコーチは今合宿のテーマを挙げました。
エドワーズ ギャビン選手(千葉ジェッツ)がはじめて合宿に参加しています。すでにプレースタイルを熟知しているため、今回の招集は見送られたファジーカス ニック選手(川崎ブレイブサンダース)と、2月のチャイニーズ・タイペイ戦でデビューを飾ったロシター ライアン選手(宇都宮ブレックス)とともに、1枠しかない帰化選手の競争が本格スタートしました。「もっとチームに溶け込むためにも、チームメイトとの絆を深められるようにいろんな部分で新しいことにも取り組んでいます」というラマスヘッドコーチは、様々な組み合わせをシミュレーションしています。
9ヶ月ぶり再開に対し、ラマスヘッドコーチは「もう一度つながり、チームとして成長して行くためにもより良い合宿にしていきたいです」と気を引き締め直しました。Bリーグのシーズン中ということでコンディションも良い選手たちとともに、さらなるレベルアップを目指します。