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男子日本代表:FIBAワールドカップ2019へ出発!「日本バスケ界がもっともっと発展していけるように──」篠山竜青選手

 最終メンバー12名が内定したAKATSUKI FIVE男子日本代表は本日8月28日(水)、「FIBAワールドカップ2019」の開催地である中国・上海へと旅立ちました。

 「バスケットボール日本代表国際試合 International Basketball Games 2019」ではFIBAランキング5位のアルゼンチンに善戦し、同22位のドイツを破る大金星を挙げ、世界との差が思いの外なかったことを実感する選手たち。出発に先立ち、比江島慎選手(宇都宮ブレックス)は、「強化試合で自信を得られたので、トルコ戦もチャンスがあると思って挑んでいきたいです」と意気込みを語ります。

 日本時間9月1日(日)17:30より、FIBAランキング17位のトルコ戦から予選ラウンドが開幕します。フリオ・ラマスヘッドコーチは、「攻守に渡って完成度の高いチームです。完璧なゲーム内容をこなさなければ勝機を見出すことはできない相手です」とトルコの印象を挙げます。八村塁選手(ワシントンウィザーズ)も、「どれだけディフェンスで抑えられるかが大事になります」と気を引き締めます。

 過去4回出場したFIBAワールドカップでの最高位は11位(1967年)であり、簡単に勝てる大会ではありません。しかし、選手たちは日本バスケ界の未来を切り拓く覚悟を持って臨みます。篠山竜青キャプテン(川崎ブレイブサンダース)と渡邊雄太選手(メンフィスグリズリーズ)は以下のように抱負を語りました。


■篠山竜青選手

「JBAには『バスケットボールで日本を元気にします!』というスローガンがあります。それを実現できるように中国で精一杯、どんなときもチーム一体となり、日本一丸となって戦って参ります。これからの日本バスケ界がもっともっと発展していけるように最善を尽くしてがんばってきます。たくさんの応援よろしくお願い致します」

■渡邊雄太選手

「日本のバスケ界が大きく変わろうとしています。僕自身、ワールドカップで日本のバスケが大きく前進するかどうかが決まるとも思っています。ワールドカップでしっかり結果を残して、帰国したときには皆さんに良い報告ができるよう、ここにいる全員でがんばってきます。ぜひとも応援よろしくお願いします」

 21年ぶりにアジア予選を突破し、自力でFIBAワールドカップの切符をつかんだ男子日本代表チーム。その間にはアジア選手権(現アジアカップ)において、決勝トーナメントに進めないこともありました。12名しかベンチ入りできず、ともに汗を流した仲間たちの思いもあります。そして何より、日に日に増えるファンの皆様の期待を背に、日本一丸となって世界に挑む『JAPAN MADNESS』はこれからが本番です。

 トルコ戦はBSフジにて生中継されます。世界の強豪を相手に真剣勝負する男子日本代表へのご声援をよろしくお願いします

■「FIBA バスケットボールワールドカップ 2019」大会概要

【大会名】
FIBA バスケットボールワールドカップ 2019
(欧文:FIBA BASKETBALL WORLD CUP 2019))

【期間】
2019年8月31日(土)〜9月15日 (日)

【開催地】
中国 (北京、武漢、広州、仏山、上海、南京、深圳、東莞)

【出場国】
32か国
[POOL A @北京] コートジボアール、ポーランド、ベネズエラ、中国
[POOL B @武漢] ロシア、アルゼンチン、韓国、ナイジェリア
[POOL C @広州] スペイン、イラン、プエルトリコ、チュニジア
[POOL D @仏山] アンゴラ、フィリピン、イタリア、セルビア
[POOL E @上海] トルコ、チェコ、アメリカ、日本
[POOL F @南京] ギリシャ、ニュージーランド、ブラジル、モンテネグロ
[POOL G @深圳] ドミニカ、フランス、ドイツ、ヨルダン
[POOL H @東莞] カナダ、セネガル、リトアニア、オーストラリア

【1次Rd.日本戦予定】
9/1 (日) 対 トルコ  日本時間 17:30 試合開始予定(BSフジにて生中継)
9/3 (火) 対 チェコ  日本時間 17:30 試合開始予定(BSフジにて生中継)
9/5 (木) 対 アメリカ 日本時間 21:30 試合開始予定(フジテレビにて生中継)