COLUMN

~宮地陽子のGO FOR 2020~海外日本代表候補選手奮闘記
渡邊雄太「環境にアジャストできた」。 NBAで発揮した強みと掴んだ自信。

NBA傘下のもとに開催されているNBA Gリーグ。今シーズンは全27チームで全米を拠点に争われている。


渡邊雄太は楽しそうに、生き生きとプレーしていた。3月上旬、NBAの下部リーグ、Gリーグのレギュラーシーズン終盤のことだ。NBAの会場に比べると一回り小さく、観客の数や華やかさでも、そして試合のレベルでもNBAと比べると見劣りするGリーグの試合だったが、そんなことは関係なかった。

 去年夏にNBAメンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を交わした渡邊にとって、プロ1年目は、NBAのグリズリーズとGリーグのハッスルの間を行ったり来たりする忙しいシーズンだった。1日のうちに、両方のチームの練習に参加したこともあったし、昼にグリズリーズで練習し、夜にハッスルの試合に出て、翌朝、グリズリーズの遠征に同行したこともあった。



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