COLUMN

FIBA女子ワールドカップ2018
決勝トーナメント1回戦 中国戦を終えて選手たちのコメント到着!
FIBA女子ワールドカップ2018の決勝トーナメント1回戦。惜しくも中国に敗れ、今大会をBEST12という結果で終了しました。




試合後のトム・ホーバスヘッドコーチならびに選手たちのコメントをご紹介します。



■トム・ホーバスヘッドコーチ

本当に悔しいです。しかし、昨日のプエルトリコ戦よりも最初から最後まで良いバスケットをしてくれました。中国に3Pシュートを56%も決められてしまってはなかなか難しいです。もともと相手はインサイドが強いのでダブルチームで守らなければなりません。そうすると誰かが外側でノーマークになり、早いローテーションで対応したのですが今日は確率良く決められてしまいました。本当に悔しいですけど、選手たちを誇りに思います。最後の最後まで本当にがんばりました。

他のチームの多くのコーチから日本のバスケットはおもしろい、マッチアップしづらいと言われました。全員がドライブするバスケットを日本は続けていかなければならないです。負けたのは悔しいですが、下を向いてはいません。



■#8 髙田真希選手(デンソーアイリス)

悔しいのひと言です。出だしは本当に良かったですが、途中から自分たちの悪い部分であるボールと人が止まってしまい、高さがない分、ディフェンスではもっと相手のミスを誘いたかったのですが、今日はフィニッシュまで持って行かれてしまいました。自分たちのオフェンスもスローインからスタートとなるので、なかなかリズムを作れなかったのが敗因です。
控室に戻ったときにみんながすごく悔しい表情をしていました。そのことを忘れないで欲しいです。東京オリンピックにつなげていくためにも、この経験ができたことが一番の収穫です。



■#15 本橋菜子選手(東京羽田ヴィッキーズ)

通用する部分と通用しない部分が見えてきて、その中でもコンスタントに自分の力を発揮できないのは、まだ波があるので安定したプレーをできるようになりたいです。経験がやっぱり私は足りないと思いました。大事な場面でのチームをコントロールすることやバスケットの運び方、オフェンスでもディフェンスでもスペインの選手たちはやっぱり上手いと思いました。もっともっと経験を積んで、がんばっていきたいです。




■#52 宮澤夕貴選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)

もっと良いバスケットができていましたし、それを出せているときもありましたが、自分もシュートを落としてしまい、最後はちゃんとプレーすることができませんでした。シュートを止められたときになにができるか、これからはシュートを決められても点を決めるのが、チームを引っ張るのが、ディフェンスで守るのがエースなので、そのエースとしての仕事ができなかったことが悔しいです。トムさんが先頭に立ってメダルを目標にしていたことを達成できなかったことが悔しいです。今回はもう終わってしまったので、今後のWリーグで一人ひとりが成長し、来年のFIBAアジアカップでまず結果を残して、2年後の東京オリンピックでは金メダルを獲れるように、日本に帰ったらすぐにいっぱい練習をして、また代表に戻って来たいです。