COLUMN

FIBA女子ワールドカップ2018 プエルトリコ戦を終えて選手たちのコメント到着!
FIBA女子ワールドカップ予選ラウンド第3戦 プエルトリコとの激戦を制し、決勝トーナメント進出を果たしました!




試合後のトム・ホーバスヘッドコーチならびに選手たちのコメントをご紹介します。

■トム・ホーバスヘッドコーチ

とりあえず勝つことはできました。でも、もっと良いバスケットを見せたかったです。頭を使ってバスケットすることを徹底していましたし、僕はそこにプライドを持っています。しかし、今日は15点リードしているのに、自らターンオーバーしてしまったり、よくありませんでした。髙田(真希)と宮澤(夕貴)は良い働きをしていますが、まわりの選手がステップアップしてきていません。宮澤と髙田と同じようなパフォーマンスをする選手がもう1〜2人出なければならず、そのためにも全体的にステップしなければこのレベルで戦うのは難しいです。
明日の試合に勝たなければ、目標には届かずに終わってしまいます。気持ちを切り替えて、ポジティブに次の試合に臨むよう、選手たちには伝えました。そうすれば明日、またチャンスがあります。


■#52 宮澤夕貴選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)

日本のバスケットができていたときは良いリズムでしたが、3Pシュートの確率が個人的にも、チームとしても悪く、もう少し自分が決めることができればアップテンポな展開になり、もっと波に乗せることができたと思います。次はしっかり自信を持って打ち切ることを40分間通してやっていきたいです。内容は良くなかったですが、今日の試合は勝てば良かったです。これまでの3試合はもう終わったことであり、気持ちを切り替えて次の試合に臨むだけです。みんな絶対にできる選手です。自信を持ってコートに立ってプレーしたいし、みんなにもプレーしてもらいたいです。


■#13 町田瑠唯選手(富士通レッドウェーブ)

前半が重かったので、コートに出たときにはボールをプッシュすることを心がけていました。みんなはしんどいかもしれませんが、自分がペースを上げて、3Pシュートやインサイドの得点につなげたいと思ってコートに入りました。ゾーンに変えたことでディフェンスが効いて、速い展開に持っていけたことで良いペースに持って行けたと思います。今日みたいに前半から重くなって自分たちの展開が作れないと厳しい試合になると思います。そうならないように、トムさんがよく言う「最初から最後まで自分たちのバスケットをやろう」ということを意識していきたいです。



■#99 オコエ桃仁花選手(デンソーアイリス)

練習では誰よりも怒られてきたので、今大会は強く、自信を持ってプレーできています。19歳で女子日本代表に選んでもらい、試合でも使ってもらっているので、出たからには自信を持たなければいけないですし、それが一番大事だと思っています。へこたれないでがんばりたいです。



■FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2018 大会概要
【日程】2018(H30)年9月22日(土)〜30日(日)
【開催地】スペイン・テネリフェ
【出場チーム】 ※16チーム
[グループA] 韓国、ギリシャ、カナダ、フランス
[グループB] オーストラリア、トルコ、アルゼンチン、ナイジェリア
[グループC] 日本、プエルトリコ、ベルギー、スペイン
[グループD] ラトビア、アメリカ、セネガル、中国

【予選ラウンド 試合日程】※日本時間(会場)
9月23日(日)4:00 日本 vs スペイン(Santiago Martin Arena)
9月23日(日)21:30 日本 vs ベルギー(Quico Cabrera Arena)
9月25日(火)19:00 日本 vs プエルトリコ(Quico Cabrera Arena)
※本大会の優勝チームは、2020年東京オリンピックの出場権を獲得
※各グループ1位は決勝トーナメント準々決勝(ベスト8)に進出、同2位、3位チームがA-B、C-Dの組み合わせでたすき掛けのベスト8進出決定戦を行う。