COLUMN

FIBA女子ワールドカップ2018 ベルギー戦を終えて選手たちのコメント到着!
FIBA女子ワールドカップ予選ラウンド第2戦 ベルギーとの延長戦を制し、8年ぶりのFIBA 女子ワールドカップに勝利しました!



試合後のトム・ホーバスヘッドコーチならびに選手たちのコメントをご紹介します。

■トム・ホーバスヘッドコーチ

「昨日のスペイン戦後、11時半頃にホテルへ戻り、そこから食事をしたためすごく遅く、今朝は8時15分から練習でした。そのためにこのベルギー戦への準備期間がすごく短かったです。言い訳ではなく、このチームは若いので準備が必要です。短い準備期間で不安もありました。今は日本のバスケットスタイルを少しずつ積み重ねているところですが、今日の勝利はそれ以上に気持ちの部分が大きいです。気持ちでベルギーに負けていなかったことがすごく大きな勝因です。日本は2010年大会で勝利しましたが、その後の2014年では予選敗退しており、8年ぶりにFIBAワールドカップで1勝を挙げました。ベルギーは強く、ヨーロッパ3位の相手に対して勝てたことは本当に大きく、選手たちに感謝します」



■#8 髙田真希選手(デンソーアイリス)

「結果的に2点差で勝ち、1点でも2点でも多く勝てば良いと思っていましたし、勝ち切れたことが良かったです。若い選手もチームの力になっていますし、すごく能力は高いです。この後には東京オリンピックもあるので、今大会を通じてしっかり経験を積んでいってもらいたいです。若いチームにも関わらず、今日の試合に勝てたことが大きいです」





■#0 藤岡麻菜美選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)

「約1ヶ月前、ジョギングするだけでもケガした箇所が痛くなってしまって、ここに立てていることをそのときはイメージすることさえできませんでした。トムさんも信じて待ってくれて、自分もやれることをやってこの場に立てていることにまずは感謝しなければいけません。今日はミスもありましたが、とりあえず勝てたので良かったです。ゲーム感覚はプレーし続けていかないと取り返せないです。FIBAワールドカップはアジアカップとは違うということを今、経験できていることが大きいです。明後日のプエルトリコ戦も簡単には勝てる試合ではないので、がんばっていきたいです」



■#52 宮澤夕貴選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)

「今日は本当に大事な試合だったので私自身、勝ちたいという気持ちが強かったです。チームとしても、最後まで我慢をして攻めることも、守ることも全員でできたことが勝ちにつながったのかなと思います。みんなが強い気持ちを持ってコートに立てたことがうれしかったです。今までは弱い部分がすごく見えていましたが、今日は強い気持ちを持って一人ひとりがコートに立てていたことがすごく良かったです」

■FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2018 大会概要
【日程】2018(H30)年9月22日(土)〜30日(日)
【開催地】スペイン・テネリフェ
【出場チーム】 ※16チーム
[グループA] 韓国、ギリシャ、カナダ、フランス
[グループB] オーストラリア、トルコ、アルゼンチン、ナイジェリア
[グループC] 日本、プエルトリコ、ベルギー、スペイン
[グループD] ラトビア、アメリカ、セネガル、中国


【予選ラウンド 試合日程】※日本時間(会場)
9月23日(日)4:00 日本 vs スペイン(Santiago Martin Arena)
9月23日(日)21:30 日本 vs ベルギー(Quico Cabrera Arena)
9月25日(火)19:00 日本 vs プエルトリコ(Quico Cabrera Arena)


※本大会の優勝チームは、2020年東京オリンピックの出場権を獲得
※各グループ1位は決勝トーナメント準々決勝(ベスト8)に進出、同2位、3位チームがA-B、C-Dの組み合わせでたすき掛けのベスト8進出決定戦を行う。